2011.3.28

ミュージアムショップ事業の経営革新計画が承認されました

株式会社レ・サンクはデジタルアーカイブ事業の促進と共に、
文化財の保護と活用を目的とした「文化事業」に注力してきました。

弊社 代表取締役 田嶋清子に至っては、様々な文化施設の改善活動に参加し、
地域財産としての「文化財」の活用を考え、後世へ残すことへの責任を強く感じてきました。

【文化施設に関する主な役歴】
静岡県立美術館評価委員会委員/静岡県立美術館協議会委員/同サービス向上委員会委員
/同友の会理事/駿府城・天守閣建設可能性検討委員会/静岡市歴史文化施設

現在、地方文化施設の現状は大変苦しいものです。
経営資源の不足、それに伴う広報活動への未着手による悪循環が発生し、
集客施設としての機能を十分に満たせないでいます。
また、併設されるミュージアムショップにおいても、
大半は物販施設としてのみ機能し、その魅力を十分に発揮できていないと考えました。

そこで私たちは、
地方博物館の資源不足を補強しながら
文化財・文化資源の魅力を活かし
県内だけでなく全国・海外へと広く発信する
博物館共栄型のミュージアムショップ」事業への着手を計画しました。

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2010年、静岡市立登呂博物館に併設されたミュージアムショップの運営事業者として手を挙げ、同年10月よりミュージアムショップ1号店の運営をスタート。

国指定特別史跡「登呂遺跡」および「登呂博物館」の魅力を伝えるべく
様々な活動に取り組んでいます。
また本ミュージアムショップ事業を、レサンク経営上の重要な事業として位置づけ、
2011年度「静岡県経営革新計画」に申請。本日無事承認となりました。

これからもレサンクは地域の文化施設を最大限に盛り上げる
「新しいミュージアムショップ」を創っていきます。

【 経営革新計画 申請タイトル 】
「文化施設のリピーター創造に寄与する新たな発信型ミュージアムショップの展開」