「どりぶん」の話
その話をレ・サンク流にアレンジしてみました。
【driven (be driven by ~):どりぶん】
意味:~によって決定される、動かされる
世の中には多くのサービスがありますよね。
小売、遊園地、美容室や配送業者、出版社・・・。
もちろんWebやWindows/Apple/Adobeが提供する商品も含めて
世の中全てサービスです。
このサービスを考える上で、駆動面(Driven)に注目するといろいろ見えて面白い。
最近は「デベロッパードリブン」と「カスタマードリブン」がお気に入り。
※勝手語録です。
【デベロッパードリブン】
サービス提供者(開発者)が頑張って頑張ってサービスを維持・運営・成長させる形。とても疲れる。個人じゃバテる。資本が要る。
【カスタマードリブン】
サービスを利用するお客さんが楽しんで、集まって、
わいわいガヤガヤやってるうちに、サービスと一緒に成長していく形。
Win Winな関係を作りやすい。
語弊を覚悟で言うと、iPhone/iPadとかはカスタマードリブン。
もちろんApple社のクオリティコントロールがあってこそですが、
iPhone Appsを考えるとカスタマードリブン代表。
欲しい人が欲しいアプリを作って、別の欲しい人がそのアプリを買って、
触発された人がまた別のアプリを作って。。といったサイクル。
個人的にサービスやるならカスタマードリブンが好きです。はい。
冒頭でも言いましたが、このドリブンの視点は
サービスを比較する時にとても面白いと思うのです。
機能面には現れない「駆動面」の話。
iPhone vs android とか、出版社と電子出版もこの軸で考えてみては如何?
2010年5月30追記:
一般には上記ドリブンの意味合いを「生態系」と表現されるようです。
駆動の主体だけでなく、駆動する環境も含めて全体を表す場合は、「生態系」の方が的確かもしれませんね。
ex) サービスの生態系をデザインする