小山園茶舗 芹沢銈介「春夏秋冬」

慶応元年創業の「小山園茶舗」は、卓越した合組(茶のブレンド)の技術をもつ静岡茶の老舗。
静岡市名誉市民である芹沢銈介氏の作品をダイナミックにあしらった「春夏秋冬シリーズ」のデザインをお手伝いさせて頂きました。

ーー 製品説明より
全国各地の産地を深く識り、数多の茶葉から組み上げる合組茶は、茶師・茶商にとって作品そのもの。
同じ静岡の地で生まれ、作り手として時代を経ても自由で斬新な作品を作り続けた芹沢銈介氏。
小山園のお茶も芹沢作品のように時代を超えるものでありたいと願い、本製品に春夏秋冬を用いています。

ーー 芹沢銈介 Serizawa Keisuke(1895-1984)
重要無形文化財保持者(人間国宝)/静岡市名誉市民
明治28年静岡市生まれ。生涯の師である柳宗悦と、沖縄の染物・紅型に出会い染色の道を歩む。
色彩と模様に対する天与の才能があり、従来の染色の枠組みにとらわれない新鮮で創意あふれる作品を次々と制作。国内外で評価され、1976年にはフランス政府から招聘をうけパリで大規模な個展を開催。大成功をおさめ、同年に文化功労者となった。